誰にでも分かりやすく、

小学生でも理解できる言葉で。

まずはじめに。

私がこれから書く言葉には、一般的な代表挨拶のような綺麗な言葉はなく、小学生でも読めるようになっています。


2013年11月、20歳の僕は初めて会社を創りました。周りの友達は大学生ばかり。そんな中、言葉もよく分かっていない「不動産売買」という分野で広陵町に会社を創りました。


学校で例えると、みんなと一緒に小学校へ入学するタイミングで、1人だけ中学校へ入学する感覚です。大学に行かず、社会の常識なんて何も知らないまま、いきなり社長です。どこかで社員を経験した事もないので、もちろん大人がする仕事での挨拶の仕方や名刺の渡し方さえも知りません。そして、学校のように先生がいないので、誰も何も教えてくれません。


1人だけ学校を間違えたような感覚で、お友達になろうと銀行の方や他の会社の方々に話かけても、皆さん若いからか相手にしてくれず、何か聞こうと思っても、全く教えてくれない環境でした。今はSNSが盛んなので、20歳までに会社を持っていても普通かもしれません。ですが、当時は周りを探しても20歳前後で会社を持っている人はほとんど誰もいない時代でした。


世間で言うと、「イジメられて、ひとりぼっち」という状態。今でも鮮明にあの頃を覚えています。


本もたくさん読みましたし、インターネットで検索もし続けて、それでも分からない事は、面倒くさがられても断られても頭を下げて「教えてください」とお願いし続けて、難しい言葉ばかりが並ぶ不動産のお仕事を教えていただきました。


それから少しずつお客様も増え、お仕事させていただくのですが、私の会社は、あなたが今住んでるお家を売りたいと考えている人や、これから住む家を建てたい買いたいと考えている人に営業する「不動産売買」がお仕事です。そこで、お客様とお話していくうちに物凄く大切な事に気付きました。


それは「お客様は不動産売買を理解していない」という事でした。


私が社長になった時のように「何も分からない」状態です。子どもからすれば、夢のようなお金である「1,000万円」。そんなお金が動くのに無知なのです。お客様が他の営業マンに相談していても、営業マンの話を理解していない。なぜなら営業マンは、無意識に専門用語をしゃべっていたのです。


例えると、日本語をしゃべっているのに、時々中国語を混ぜてくるような状況。だから、話を聞いていてもよく分かっていない。建築関係の職人さんも同じです。


だからこそ、私たちは「誰にでも分かりやすく、小学生でも理解できる言葉」に翻訳して、人と人を繋げるお仕事をしています。


この先も自分たちが大切だと感じたことを感じたままに改善して、皆さまに求められている分かりやすいサービスを提供していきます。

代表 乾 佑企